昭和21年熊本県生まれ。熊本高校、成城大学卒業後、東海パルプ株式会社(現特種東海製紙株式会社)を経て家業の印刷協業組合サンカラー入社。御用聞きが主体だった熊本の印刷業界で、いち早く企画提案型営業を取り入れ、東京にも営業進出を果たす。平成3年代表理事(株式会社化後は代表取締役)就任。就任中は全期で黒字決算を達成する。その独特の視点に基づくプロデュース能力は様々な場面で活かされており、細川護煕氏の日本新党結成時には広報委員長を務め、野田佳彦、茂木敏充、中田宏など後の首相、大臣、首長と並び活躍を見せる。NTTドコモの『i-モード』開発時、当時の開発責任者である榎啓一氏(その後NTTドコモ常務取締役)に、コンテンツメーカーとして松永真里氏を推薦したことが、『i-モード』成功の大きな要因となる。県民百貨店の立上げ時には、阪神デパートとの提携を取り付け、ほとんどの出資金を調達し創業を成功させ、創業後も代表取締役副社長として手腕を発揮した。60歳を機に高野山で得度し、現在は真言宗の僧侶「橋本周典」としても活動している。