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2006/01/16 朝日新聞に掲載されました

November 11, 2017

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師僧遠方より来る

 数年前のことですが、高野山總寺院住職宮田永明師夫妻が来熊されました。師は細川家の高野山に於ける菩提寺の住職であることから熊本とは縁が深く、かく言う私の得度の師僧でもあります。初日は高野山真言宗に帰依する熊本の経営者仲間が集まり歓迎会を開き夜更け迄歓談が続きました。

 

 翌日、細川家菩提寺である泰勝寺に護煕氏長男で現在売出中の気鋭の陶芸家である護光さんを訪ねました。工房を見学し、細川氏累代の墓前で読経し泰勝寺の庭を散策しました。大広間で護光さんと宮田師の会話を聞くと、寺域にどう見てもとってつけた様な神社があるのをずっと不思議に思っていましたが、それが明治の廃仏毀釈の残した傷あとであることが分かりました。宗教弾圧的行為は結果不自然なものを残してしまうことを知った気がしました。

 

 当日の宿泊地人吉では師の母親の里である高寺院を訪ねました。ここは相良一の古刹であり、本尊は珍しく平安期の毘沙門天でした。同じく總持院の末寺の観連院、南光院を訪ねました。どちらも質朴にして風格を感じさせる地域に根づいたお寺でした。師は母の里、末寺には事前の連絡は先方に気をつかわせて迷惑をかけるからと一切せず、不意に訪ね、準備の土産を渡しあいさつのみで寺を辞されました。その気づかいとスマートさに深い感銘を受けました。

 

 その夜は人吉温泉の小さな宿で前夜のメンバーと仏教論を始めさまざまな話に花が咲きました。メンバーの一人が「仕事でもない、遊びでもない不思議な体験が自分の中に残った」という言葉に今回の本質を見た思いがしました。

 

 

 

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